新年に、身体の「中心」を取りもどすということ―― 重心・支点・逆子整体の話
新しい年が始まりました。
今年最初のブログでは、
「身体の中心を取りもどす」というテーマについて、
少し深いところからお話ししてみたいと思います。
これは、
慢性的な不調で整体を探している方にも、
妊娠中、逆子で悩んでいる方にも、
実は同じ一本の線でつながる話です。
身体は、どこで支えられているのか
私たちは立っているとき、
「体幹で立っている」「足で立っている」
そんなふうに思いがちです。
でも、実際の身体はもう少し複雑で、
重心があり、その重心を支える“支点”がどこにあるか
で、全体の状態が決まってきます。
重心そのものは、
そう簡単に大きく動くものではありません。
問題になりやすいのは、
-
重心を どこで受けているか
-
どの足、どの指、どのラインが 主な支点になっているか
という部分です。
荷重足・支点が偏ると、身体はどうなるか
例えば、
-
片足ばかりに体重が乗る
-
足の小指側がいつも踏ん張っている
-
逆に、親指側に力が入らない
こうした状態が続くと、
身体は「中心で立つ」ことができません。
結果として、
-
骨盤の動きが小さくなる
-
背骨のしなりが失われる
-
内臓や子宮の“居場所”が窮屈になる
という変化が、静かに積み重なっていきます。
逆子と「中心・支点」の関係
逆子整体の話になると、
「どのツボが効くのか」
「何週までなら戻るのか」
そういった話題が前に出がちです。
もちろん、それらも大切です。
ただ、整体の視点から見ると、
逆子は結果であって、
その前段階に
-
骨盤が“開けない状態”になっていないか
-
身体の中心線が、どこかで崩れていないか
-
重心を受ける支点が、足の末端に偏りすぎていないか
という点が、必ず存在します。
胎児が大きくなるにつれ、
本来、骨盤や体幹は
拡がり、受け止め、動ける状態である必要があります。
ところが、
重心を受ける支点がうまく働いていないと、
身体は無意識に「縮こまる方向」を選びます。
これは、妊婦さんに限った話ではありません。
中心を取りもどす整体とは
当院で大切にしているのは、
「無理に動かすこと」ではなく、
-
どこが支点になっているのかを見極め
-
その支点が 本来の役割を果たせる状態に戻すこと
-
すると、身体の中心が自然に戻ってくること
この流れです。
中心が戻ると、
-
呼吸が深くなる
-
立つ・座るが楽になる
-
内側に余裕が生まれる
そして結果として、
-
慢性的な不調が変わり始めたり
-
逆子の状態に変化が出たり
そうしたことが起こります。
妊婦さんにも、そうでない方にも
妊娠中の身体は特別です。
でも同時に、
人間の身体としての原理原則は変わりません。
-
中心があること
-
支点が適切に働いていること
-
全体がつながっていること
これは、
肩こりや腰痛で悩む方にも、
自律神経の不調を感じている方にも、
そして逆子で不安を抱える妊婦さんにも、
共通して必要な条件です。
新しい年に、身体を整えるという選択
新年は、
「何かを足す」よりも、
余計な緊張を手放すのに向いている時期です。
もし今、
-
身体がどこか落ち着かない
-
立っていても、座っていても、しっくりこない
-
妊娠中で、身体の変化に不安がある
そんな感覚があれば、
それは「整えるタイミング」が来ているサインかもしれません。
今年も、
身体の中心から、静かに整える整体を続けていきます。
必要な方に、必要なかたちで届けば嬉しいです。
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