「手伝うよ」より「18時まで任せて」。産後の疲労感が軽くなるパートナーの声かけ

「手伝うよ」より「○時まで任せて」。産後の疲労感を減らす意外な方法

産後のお母さんは、睡眠不足や授乳、抱っこなどで身体が疲れます。

でも実は、それだけではありません。

「疲労」と「疲労感」は少し違います。

身体が疲れていることを疲労とすると、疲労感は「もう無理」「しんどい」と感じる心と身体の感覚です。

では、疲労感は何で強くなるのでしょうか。

私は整体の現場で、多くのお母さんのお話を聞く中で、一つ共通点があるように感じています。

それは、「この先が予測できないこと」です。

 

いつ終わるかわからないことは疲れやすい

赤ちゃんは授乳や寝る時間が毎日同じではありません。

抱っこも、泣く時間も、その日になってみないとわからないことがたくさんあります。

さらに、

「今からあと何時間抱っこかな。」

「今日は休めるかな。」

「夕飯は作れるかな。」

そんなふうに先が見えない状態が続くと、身体だけでなく心も疲れてしまいます。

これは決して気持ちの問題ではありません。

人は先が見えない状況では、安心しにくくなります。

 

「手伝うよ」は優しい。でも少し曖昧

パートナーが

「何かあったら言ってね。」

「手伝うよ。」

と言ってくれることがあります。

もちろん、とても優しい言葉です。

でも、お母さんからすると、

「何をお願いしよう。」

「今頼んでいいのかな。」

「あとで忙しいかな。」

と考えることも少なくありません。

つまり、まだ先が予測できない状態なのです。

 

「何時まで任せて」の方が安心できる

例えば、

「18時までは赤ちゃんのことは任せて。」

「次の授乳までゆっくりして。」

「30分だけでも一人で休んできて。」

こう言われるとどうでしょう。

お母さんは、

「18時までは安心して休める。」

「今は考えなくていい。」

という見通しが持てます。

身体が急に元気になるわけではありません。

それでも、「いつまで休めるかわかる」という安心感は、疲労感を和らげてくれることがあります。

 

パートナーに伝えてほしいこと

もしパートナーがこの記事を読んでくださっていたら、ぜひ一つだけ意識してみてください。

「手伝うよ。」

ではなく、

「今日は20時まで赤ちゃんは任せて。」

そんなふうに、時間を区切って伝えてみてください。

お母さんは「休んでいい時間」がはっきりすることで、心も少し休みやすくなります。

 

整体でも目指していること

ここはな整体院では、産後の身体を「妊娠前に戻す」ことだけを目標にはしていません。

妊娠と出産で支え方が大きく変わった身体が、新しい身体として無理なく支えられる状態を目指しています。

そして、その身体づくりには、安心して休める時間や、周りの支え方も大切だと考えています。

産後は、一人で頑張る時期ではありません。

「何時まで任せて。」

そんな一言が、お母さんの疲労感を少し軽くしてくれるかもしれません。