「来られなくなっても、また思い出してもらえる整体院を目指して」

会えない時間も、そっと寄り添っていたいから

こんにちは、ここはな整体院の小林です。

 

もう何年のお付き合いになるでしょうか。

調べてみたら7年にもなるんですね。

毎週のように通ってくださっていた、80代のお母さまと50代の娘さん。

おふたりで仲良く、整体を受けに来てくださっていました。

 

お母さまは腰も膝も悪かったり、体は満身創痍。

ほんとによく働いたとお聞きしていました。

それでもいつも笑顔で、前向きな方。

娘さんもお仕事を頑張りながら、疲れを癒しに来てくださっていました。


年始、お母さまが心臓の手術を受けられることになり、

しばらく整体をお休みされるとお伺いしていました。

 

「また落ち着いたら伺いますね」と。

 

手術も無事に終わり、意外と早くまた会えることなっていた矢先、

今度は手首を骨折されたとのこと。

 

自転車での通院が難しくなり、また少しおやすみされることに。

それから、もうすぐ半年が経とうとしています。


お歳暮やバレンタイン、お中元。

毎年欠かさず届けてくださいます。

 

今年のバレンタインも、整体には来られていないのに、

プレゼントをいただきました。

 

その優しさが、何よりうれしかったです。


私は普段、しばらく来られていない方に「どうですか?調子は?」とLINEすることは、ほとんどありません。

それは、お客様には“離れる自由”もあると思っているからです。

 

ただ一方で、ふと「元気かな」と思い出したり、「もう少し回復したらまた来てくださるかな」と、静かに気にかけていることもあります。


もうすぐ旅行に行くので、おふたりの好きなフルーツを贈ろうかと思っています。

再来院につながらなくてもそれでいいんです。

 

整体の時間だけが、関係ではないから。

よろこんでもらいたいのと、ご連絡さしあげてませんが忘れてないんですよとだけ。


このブログのこと、たぶんご本人たちは読まれないと思います。

でも、今読んでくださっているあなたが

「こんな整体院なら、安心して通えるかも」と思ってくださったら――

 

それだけで、じゅうぶん幸せです。

 

それでいうと転職・奥さんの出産と人生のイベントを同時に向かえてるあの人も気になってます。