指圧の本。治療百話ー増永静人(大阪市生野区鶴橋ここはな整体院)

指圧の大家、増永静人著、治療百話。

 

症状別、ではない。

 

症例別のストーリー(治療体験)が58話紹介されている本。(講習会の様子なども含む)

 

胃潰瘍ならどこのツボを、五十肩ならどの経絡をといったハウツー本ではなく、症状を抱えた一人の人間にまつわるまさしく”ストーリー”が語られている。

 

正直に言うと、治療百話というこの本、ずっと自宅の本棚に仕舞ってあったものをメルカリにでも出品してしまおうかと思い久しぶりに手に取った。

 

手放せない。

 

「勉強する」といえば、多くがハウツー本や身体の基本が書かれた本となる。

 

それは重要だし、仕方がない。

 

からだの仕組みや成り立ち、どこをどう操作すればどうなるのか?そんな勉強に偏っていってしまう。

 

そうするとつい、助けを求めて来た”人”を見ないで”症状”を見がちとなってしまう。

 

「あ~肩がこれしかあがらないのはどこの筋肉がダメなんだな」

「このタイプの腰痛は腰椎何番を治してやればいい」といった具合で。

 

良くなればそれはそれで悪くない。

 

でももし、

 

「人に寄り添った治療がしたい」

 

初学者であっても、少しでもそう思う気持ちがあればこの治療百話をおすすめしたい。

 

5年10年経ち、経験を積み、それでも”人”のストーリーに想いを寄せる気持ちがれば読み返すことで更なる気づきがあることも間違いない。

 

症状はやっつける相手ではない。

 

頼って来てくださる人のよき理解者でありたい。

 

ときに本人以上にそれを理解してさしあげたい。

 

そんな人は一読されてみてはいかがか。

 

この本はたいへんお世話になった先生に勧められ、医王会に問い合わせお譲り頂いた本です。

 

心構えはもちろん、治療のポイントなどもふんだんに紹介されています。

 

『初心者の施術には、こんな私の治療で良くなってもらえるかしら、という謙虚さがあって、思わぬ効果がみられる。』(214ページ)

 

『病人というのは、現在のことしか考えていない。(中略)治療者もつい、その現在にとらわれて、症状をとりさえすればそれで役目が果たせると考えがちだが(中略)、その現在が過去から来たものであり、そして未来につながっていくという観点に立って、治療ということを考えねばならない』(210ページ)

 

『腰痛はまず「腹部を丹念に治療せよ」ということも、忘れてはならない鉄則だ。』(15ページ)

 

 

 

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”一人の患者さんの喜びのために誠実をつくし
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